TAIWADENKI Co.,Ltd.
創業者の伊沢光夫は、森電機株式会社において25年間電灯、電路器具の研究、開発に従事しておりました。
昭和19年、タイワデンキを創業し、中小型船舶の電装品の改良研究を行い、これらを製品化して、各地の造船所に納入しておりました。
その後、運搬具の機械化に伴い、これらに必要な電路器具の必要性に着目し、起重機並びに土木建設機械に使用する耐震電具、および各種の配線器具を開発し、それらの製造販売を行ってまいりました。
事業規模の拡大に伴い、昭和30年タイワデンキを会社組織として、東京都港区虎ノ門に有限会社泰和電器を設立しました。
昭和32年、労働災害のうち、特に移動用ベルトコンベヤーに使用される電装品の不具合に基づく災害が、労働統計に報告されるようになりました。
そこで労働省安全研究所の指導の下に、これら電装品の研究改良を行い、33年「伊沢式安全コネクタ」の製造販売を開始しました。その後「労働省安全衛生規則」の改正が行われ、移動する電動機に接地(アース)が義務づけられることになり、ベルトコンベヤーおよび動力回路に関する各種コンセント類の需要が急増しました。
昭和39年には、株式会社泰和電器に組織変更し、急増する需要に応えるべく、大容量のコネクタの開発にも取り組み、本社と3工場を持つ事業規模となりました。
さらに昭和62年、これら本社と工場を現在の大田区大森に集約し一本化を計り、産業用の大容量コネクタ・コンセント・灯具を主力商品とした、製造販売を展開し、近年の環境問題への取り組みとして、環境負荷物質を使用しない製品への転換を行い、今日に至っております。
平成21年2月